ゲームシナリオの制作・プロデュース、スクリプトの制作・システムデザイン
よくある事例2/演出プランニング
演出プランニングのトラブル

ムービーシーンは専門ディレクタに任せたが、
通常シナリオの演出に手が回らない。

ゲーム開発でのディレクターとは、映画やテレビのそれとはかなり違います。
プロダクションデザインや予算管理まで担当することもあり、むしろプロデューサー業務に近い場合もしばしばです。
作品内容だけを管轄する映画監督的なディレクターを置くプロジェクトは少数派と言えるかもしれません。

外部専門スタッフによるCGムービーなどの監修以外は手が回りきらないのも無理はありません。
しかし、たとえば通行人との通常会話のようなシーンの方がゲーム内では圧倒的に多いのです。

シナリオはあるのに演出プランが決まらずモーション・
エフェクト・背景・SEの発注ができない。

高機能ハードの登場以来、ゲームソフトにできることは格段に増えました。
しかし、それに対応するため、企画者は常に仕様書類の作成に追い立てられている、というのはもはや常識でしょう。
よほど特殊なイベントシーン以外、演出プランまでは手が回らないのが実情です。

 
演出プランニングのトラブル対策
シナリオに合わせて組み立てるのがスクリプト制作です。
したがって通常シーン中に必要な演出プランを考え、発注すべき素材を洗い出すのはスクリプターが最適でしょう。

もちろん、思いつくまま無制限に発注するわけにはいきません。
技術的あるいはスケジュール的な制限の範囲で業務を進めるため、各担当チームと綿密な打ち合わせが必要になります。

この作業にはかなりの経験値が必要ですから、十分な経験を持つ人材を責任者として割り当て、その人物がチームのフィルターになれるような体制を与えましょう。
 

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